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エンジンオイルの粘度(硬さ)

エンジンオイルには様々な粘度(硬さ)があります。

この硬さは「硬ければいい」とか「柔らかければいい」ということではないんです。車種や季節に合った粘度を選ぶことが大事なんです。

◆エンジンオイルの選び方

5w-30

左側の5W(低粘度)

この数字が小さければ小さいほど低温時に柔らかく、「寒さに強い」「エンジンの始動性がよい」「燃焼効率がいい」など特徴があります。この数字が小さいほど冬向きなエンジンオイルともいえます。

右側の30(高粘度)

この数字が大きければ大きいほど高温時に硬く、「熱に強い」「高速走行、スポーツ走行に適する」「耐摩耗性に優れる」など特徴があります。この数字が大きければ大きいほど夏向きなエンジンオイルともいえます。

右と左の数字幅が広いほど、あらゆる走行条件に対応

外気温と粘度図

5W-30といった低粘度に優れたオイルがコンパクトカーやファミリーカーにオススメ。 逆に10W-40といった高粘度に優れたオイルが大型車やスポーツカーにオススメです。

エンジンオイルの品質規格

エンジンオイルの品質はAPI(米国石油協会)とILSAC(日米自動車工業会)によって定められています。

マーク

API...American Petroleum Institute(アメリカン[API]石油協会)の略称でエンジンオイルの品質を使用条件によって分類しています。

ILSAC...International Lubricant Standardization and America Committcc(国際潤滑油標準化認証委員)の略称で、日米の自動車工業協会で組織されていてGF-5というエンジンオイル規格を設定している。GF-5はAPI SMの能力のほかに新しい省燃費性エンジン試験(出力向上及び環境保全省質法)に合格することが求められ、出力向上・省燃費性能そして環境保全を重視したのが特徴です。

◆ガソリンエンジンオイルのAPI性能分類(品質の規格)

APIガソリンエンジン用はSJ→SL→SM→SNの順に、グレードアップします。

機能分類表
API分類 省燃費対策 触媒被毒対策 低温対策 高温対策 高温酸化対策 シール適合性
SN ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
SM ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
SL ★★ ★★ ★★ ★★ ★★★ ★★
SJ ★★
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